ストックフォトサービス
審査に通るには、どうしたら良いのか?
Adobe Stockでの画像登録の審査の傾向についてです
お気づきの方も多いと思いますが、Adobe Stockは審査が厳しいサービスです。
ストックフォトサービスの中でも、1、2位を争うのではないでしょうか?
その前に各ストックフォトサービスの比較です。
参考していただければ何よりです。
それから、Adobe Stockでの販売についての記事です。
私は、Adobe Stockで審査合格率は90%を超えているので悪くはないと思います。
提出する際に特に画質の良し悪しで選別はしません。
このサービスは審査が厳しいです。
そもそも、どんな理由で審査に落ちるか分かれば、事前に手が打てる可能性が出てくるかと思います。
画像登録の審査に落ちる理由は色々とありますが、私の経験上多いのは以下の4点です。
- アーチファクトの問題
- 技術的な問題
- フォーカスがあっていない画像
- 知的財産権の侵害
では、それぞれ見ていきましょう。
1.アーチファクトの問題
一点目はアーチファクトの問題。
これは主にノイズが多いと判定されているケースが多いです。
過度な画像処理が理由ということもありますが、私は過度な画像の造り込みはしないので該当しないと思います。
純粋にノイズが多いという風に判定されています。
フルサイズ一眼レフで撮影してもそういう判定されるという訳です。
Adobe Stock自体は非常にノイズに対してシビアな判定をします。
明暗差の強い画像の暗部や暗い画像の暗部では、かなり強くノイズフィルターをかけない限り落ちるリスクがあります。
その場合、どうしてもシャープネスが甘くなるのですが、そこを妥協してでも強いフィルターかけないと審査に通りません。
Adobe Stockはシャープネスよりはノイズが少ないことを重視するように考えられます。(あくまで予想です。)
この指摘の場合は、まだチャンスがあります。
写真データを修正してノイズをフィルター処理で強くノイズを落とせば、通る可能性はあります。私も経験あります。
下の2枚の写真はアーチファクトの問題ということで指摘されました。
二枚ともLightroomでノイズフィルターを強くかけたことにより再度投稿すれば通りました。
やはりノイズが問題だったんですね。
当倍にしないと見えないノイズでもNGなのです!
2.技術的な問題
2点目は技術的な問題です。
この原因に全く想像つきません。
私にとっては全くの謎です。(笑)
あまりにあいまいな理由で対策が打てません。
この場合、真の原因がわからないので画像処理をやり直して再度提出しても登録の可能性は非常に低いと考えた方が良いと思います。
技術的な課題に関しては正直原因がわからないので、なんとも言えません。
実例を挙げると、この写真はAdobe Strockでボツになりましたが、他のドイツのサイトでは1枚だけですが、売れました。
下の写真も落ちた理由が不明です。
売れる写真でもボツになるというのは何とも不思議ですが、現実なのです。
写真の品質を判定する評価がサイトによってまちまなのです。
重視する内容が違うんだと思いますが、なんとも判断できないところです。
3.フォーカスがあっていない画像
私はピンボケ写真は、恥なのでアップしません。
そりゃそうでしょう。(笑)
下に2枚実例をあげます。
上の写真は、ノイズが気になり、かなり強いノイズフィルタを掛けました。
そうしないと、1のアーチファクトの問題でNGとなるからです。
その結果、あまい画質でフォーカスが合っていないと判断されました。
下の写真は、フォーカスはしっかり合っています。
でも、NGでした。
理由は分かりません。
ですので、改善策がありません。
4.知的財産権の侵害
これは起こしがちです。
肖像権を持った建物やロゴ等が写ってる場合に該当します。
まだ、公共のものとかであれば該当しないかもしれませんが、企業関連は該当してしまいます。
私自身は、完全には理解できていません。
知的財産権の侵害は、販売した後に大問題になるリスク、訴訟沙汰にうなるリスクがあり、非常にシビアに見られます。
そういう意味では。投稿者(コントリビュータ)にとって良い審査なのですが、判断が意味不明なこともたまにあります。
二枚実例をあげますね。
下の写真は、北米のある都市の風景です。
この様な街の景観は、知的財産権の侵害につながります。
この指摘は理解できます。
しかし、下の写真は全く理由不明です。
単なる1台の自転車なのですが、何が悪いかは分かりません。
どこにもロゴがありませんし、侵害する要素なんてないんですけどね。
自転車のデザインが該当とみなされるのでしょうか?
これは改善のしようもないし、こだわる必要もないのでこのままボツとしました。
写真の審査の詳細に関しては、よく分からない点が多々あります。
しかし、上記4つのケースを意識したら、合格率はアップすると思います。
では、Good Luck!
私の写真は全てAdobe Light Roomで画像処理しています。
デジタル写真の作品創りで画像処理ソフトはマストアイテムです。
業界標準のAdobeの画像処理ソフトがお勧めです。
Light Roomに加えてPhotoshopも月額980円で使用出来ます。
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