今回は少し構図から離れた話題です。
コントラストについてです。
コントラストは作品イメージを大きく左右します。
皆さん ハイコントラストな写真好きですよね?
では ハイコントラスト=良い写真 なのでしょうか?
そんな単純じゃないですね。
それは被写体や狙うイメージによるのです。
トップの写真は太宰府政庁跡です。令和になって話題になっている場所ですね。
構図もおかしくは無く、礎石が何となくわざとらしい感じもし無くは無いですが、この写真の欠点はコントラストが高過ぎる点です。結果的に、梅の花の雰囲気には少しどぎつ過ぎるのです。
変に元気な印象になります。
ベストなのは小雨の日。せめて曇天での撮影が、より雰囲気が出ると思います。
草花や樹木は要注意です。
下の写真は、斜めの線が効いていて撮影したのですが、ハイコントラスト 明暗差が大き過ぎるのです。
光が弱いと優しい表現に変わります。その方が、この被写体には良いでしょう。
では、どんな被写体が比較的ハイコントラストに向いているかと言うと やはり人工物ですね。
下の写真は漁港の東屋。朝の光が明暗差をつけてより印象的になります。この方が立体感が強調出来て良いと思います。
何度も言いますが、写真に正解は無いので色々と試すべきですね!
次回に続きます。
See you!
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