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オヤジのモダンアート入門 ウィリアム ターナー


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新シリーズです(笑)
写真撮影を始める前は、モダンアートに興味があり、よく絵画を見に美術館に行ってました。

東京とか広島とかにも足を伸ばしていました。
ひろしま美術館は、印象派好きの方におすすめです。

根が凝り性なので、作品一つずつではなく、西洋絵画の全体の流れを理解したくて、NHKの「名画への旅」シリーズを読みました。
このシリーズは、名著と思います。残念ながら、既に廃巻ですが。。。

 

名画への旅(23) モダン・アートの冒険―20世紀2

名画への旅(23) モダン・アートの冒険―20世紀2

  • 作者: 五十殿利治,前田富士男,太田泰人,諸川春樹,木村重信
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 大型本
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作者が一体何を目指しているのか、3次元である現実をどうやって2次元の絵画の世界に落とし込むのかに苦悩していることが、よく分かりました。

 

背景を知った上で、絵画を見るとより深く理解できます。

 

19世紀後半のモダンアート以前は、神話、宗教画、高貴な人物の肖像画のみが芸術とみなされていました。
リンゴはリンゴのイメージで描くことが必須でした。
ルネッサンスの絵画を見れば良く分かります。

 

モダンアートは、この壁を壊し、やがて抽象絵画へ昇華されて行きます。
作者の感じたイメージが、ダイレクトにより濃く作品に反映されて行きました。

前置きが長いですね。(笑)


初回は、どの作品にしようかと思いましたが、
英国のジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)の
雨、蒸気、スピード~グレート・ウェスタン鉄道
です。

f:id:Rover200:20170519220555p:plain

 

当時繁栄していた英国では、蒸気機関車が普及してきており、その走る姿の空気感を描写したものです。


それまでの、具体的な描写にこだわる絵画と一線を画した絵画です。
これは、モダンアートへの重要な一歩だと思います。

この様な作品に刺激を受けて、画家達が自らの表現を模索し、その結果、加速度的にモダンアートは進化して行きます。

 

画像使用に関しては、著作権の関係で掲載できない良い作品がありますが、今後、可能な範囲でお気に入りの作品の紹介をシリーズ化出来ればと思います。

多くの ターナーの作品が、ロンドンのテートギャラリーにあります。
ロンドンには仕事で数回行っていますが、時間の関係で見ていません。残念。。。

 

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