世間は東芝よりサザエさんの継続を心配している(笑)
大手重電4社の一角だった(過去形)東芝は、今後は別の企業になってしまう。これが現実。
金のなる木かつ将来のスターの事業を売却して、結果的に大きな利益の期待できない事業だけが残る。
過去の栄光は忘れて別の会社として厳しい道を歩むことになる。
医療事業の売却に続き一番の期待の事業である半導体(フラッシュメモリー)事業も売却。
儲からない白物家電は既に売却済み(中国企業)で、赤字のTV事業も海外は売却済みで国内も売却予定。多分これも中国企業。
残るのは国内インフラ事業と今や重荷の原発事業。事業のポートフォリオ戦略もあったものじゃない。(笑)
完全に詰んだ状態。
この原因は何処にあるかは明白で歴代社長の粉飾決算とウェスティングハウス買収という愚策の結果にある。
営業利益の良し悪しで、企業は事業の構造改革を行い、早期に手を打つ。
早く膿を出して、企業体質の強化を行う。これは、ごく当たり前な経営であり、それをやっていないから今のザマ。競合他社が色々と手を打っているのを横目に十分な手を打っていなかった。本来、東芝は良い立ち位置にあったはずなのに。。。
歴代社長が自身のカッコ付けの為に粉飾決算を行い、この最悪の状況になった。子供のような経営陣の勢力争いの結末。
まじめに働く従業員はたまったもんじゃない。
これで誰も逮捕されないなんて、理解しがたい。
株主訴訟は当然として、従業員から集団訴訟されても仕方が無い。
法的に出来るのかは分かりませんが。。。
ちなみに、サザエさんは、少なくとも半年はスポンサーを続けるとのこと。東芝として一般消費者向けの商品が無くなって、サザエさんのスポンサーを続ける意味は無いはず。世間体を気にした継続でしょう。(笑)
サザエさんの放映は1969年に開始されたそうです。子供の頃、毎週見てました。