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富士フィルム X-E4 本音のレビュー ニコンD750ユーザーの視点

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Carry LESS. ENJOY.

これは富士フィルムのミラーレスカメラX-E4のキャチコピーです

確かに使ってみた実感はこの通りです

 

新たに購入した富士フイルムの X- E 4について使用経験を踏まえてレビューしたいと思います。ネット上には色々な情報があり、特に設定関係は参考になります。
しかし、カメラの出来の良し悪しという観点では、今一つクリアではありません。
購入して一ヵ月足らずですが、その使用感からレビューしたいと思います。
単純な仕様の比較はあちこちありますし、ここでは使用感に基づいてレビューします。

 

富士フイルムの ミラーレスカメラを使用した経緯

元々、私はニコンの一眼レフユーザーです。ここ20年ずっとニコンを使用して来ました。しかし、フルサイズ一眼レフでは、大きく重く不向きなケースがあり、サブカメラとしてコンパクトなカメラを使用して来ました。Panasonicのコンパクトなマイクロフォーサーズ、ニコンの上位コンデジを使用しましたが、画質的に不満が残り、短期間で使用を止めてしまいました。また、ニコンには適当なモデルが存在せずあきらめていました。そんな状況で次のカメラを探しており、偶然安価な富士フィルムのX-T100を見つけて購入しました。
富士フィルムがミラーレス一眼市場に参入し、それなりの販売があることは知っていまいしたが、それ以外に予備知識がない状態でした。

X-T100購入の決め手はコンパクトでAPS-Cセンサーを搭載している点に尽きます。フォーサーズのセンサーでは、私としては低照度感度的にNGなので、最低限APS‐Cのセンサーのカメラを探していました。

X-E4を購入した理由

X-T100を使用した結果、画質はなんとかOKですが、色々と使用上の不満点があり、不満を解消できる代わりになるコンパクトなカメラを探していました。
色々と調べて。X-E4を選びました。最後は、X-T30との比較になりましたが、X-T30Ⅱの導入が決まっているとしても、基本設計の新しいX-E4を選ぶべきと考えました。

参照用にX-E4の商品リンクを貼りますね。

fujifilm-x.com

このカメラは選んだ第一の理由は大きさです。持ち運びし易い大きさもありますし、街中で使用しても、周囲の人に威圧感を与えないという点です。
メインのニコン D750にシグマの24‐105㎜ F4のレンズを付けると巨大です。カメラを知らない人には怖いぐらいの迫力があります。カメラとしては非常に使い易いのですが、街中で撮影するには、周囲の人に威圧感を与えてしまい、かなりやり難いです。

レビューの前提条件

今回のレビューの対象は以下のモデルとなります。サブ機ということもあり、安価なXCモデルのレンズを今は使用していますXCレンズは予想外によく写ります。今回はカメラとしてのレビューになります。

 

カメラ本体 X-E4

標準ズーム XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ

望遠ズーム XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

 

ちなみにX-E4は、カメラのキタムラの楽天通販で購入しました。価格も安く、納期も短かったです。月曜日の夜中に購入して、水曜日の朝9時過ぎにはX-E4は手元にありました。カメラのキタムラおすすめです。各地に実店舗があり、万が一何かあっても店舗に相談できますからね。この安心感は大きいです。

私の場合、RAWで撮影して、LightroomでRAW現像して仕上げます。ですので、JPEG記録は使用していません。

あくまで使用感のレビューになりますが、このレビューでは富士フィルムX-T100との比較、ニコンD750との比較の二つの観点での比較となります。

X-T100との比較

(総論)

まずは、X-T100との比較です。エントリークラスの X‐T100を使用して色々と不満だった点があります。その不満な点の大部分を解決できたというのが、端的な結論です。
カメラの位置付け、価格帯の違いがはっきりと見られます。

(1)操作性

色々なサイトで言及されている通り、ボタンの数は確かに少ないのですが、問題無いと感じます。いわゆる一眼カメラのユーザー視点で行くと、写真撮影する時にそんな多くのボタンを操作することは通常必要ありません。(笑)
必要最小限のボタンが、誤操作しない場所に配置される事が重要です。
X-E4は十分操作性は良いと感じます。
X‐T100の操作性は、コンパクトデジカメと同様でした。コンパクトデジカメのユーザーが移行し易い様に配慮されているのかと想像します。しかし、余計な場所に必要の無いボタンがあり、操作は不便です。必要の無いホワイトバランスの設定に何度も入ってしまい撮影が中断します。X-E4はそんなことはありません。ガッツリ写真を撮っていくには、シンプルな操作系が良い考えます。
しかも、ボタンのカスタム性も結構考えられています。クイックメニューでは、設定項目数をプログラム可能ですし、設定時に実際の映像もメニューの端から見れます。(よくあるようにメニュー画面が完全に遮ることは無いのです。)

X-E4は背面のジョイスティックでオートフォーカス位置を変えることが簡単に出来ます。当たり前機能ですが、X-T100はメニューに入らないと出来ませんでした。この差は大きいです。

 

(2)画質
X-T100のセンサーは従来のベイヤー配列、X-E4は富士フィルム独自の X-Trans CMOS 4センサーです。センサー自体が違うにしろ、ほぼ同等の画素数で同じセンサーサイズということもあり、正直あまり期待してませんでした。

あくまで使用感ですが、X‐T 100では、ISO3200が実使用限界だと感じていました。6400ではノイズもかなり増えますし、解像感が大きく低下していきます。
X‐E4では、ISO6400にして使用しても、パソコンでの後処理で上手くノイズカットすれば使えるような感触はあります。X-E4の方がわずかに低照度感度は良い様です。さすがに真っ暗な環境は難しいですが、かなり暗めの場所まで使用できる印象です。これは、まだこれからの評価が必要と感じています。

色味の傾向は、X-T100とX-E4では似た傾向です。富士フィルムとして一貫した色を再現していると感じました。

 

(3)応答性

X-T100の2番目の不満点は動作が鈍いこと。あくまで予想ですが、一つのそんなに速くないCPUですべての処理を実行させてる為でしょう。エントリークラスはコストに厳しいですので。。。
X-E4では、これまた予想通りに待つことなくキビキビとスムーズに動きます。当たり前と言えば当たり前なのですけど。(笑)
もっさり感があると、本当に写真撮影にストレスが溜まってしまいますし、シャッターチャンスを逃すことも多々あるんですよね。スナップ写真では重要ですね。

 

(4)機能性

機能的は、もともと不満ありません。
操作し易く、機敏に動いてくれたら、あとは自分でどうにかなります。
ミラーレスならではの、顔検出は便利と思いますが、あまり使用していないので評価できないですね。

機能の範疇で良いのか分かりませんが、低照度オートフォーカス性能はX-T100とは比較にならない位改善されました。X-T100は少し薄暗くなるとオートフォーカスが迷いだし、フォーカスが合わないことも多々あります。暗い所での撮影は考慮されていませんね。X-E4はそんなことはありません。

 

(5)携帯性

サイズはコンパクトでフラットな形状で非常に良いです。このカメラを選ぶ最大の理由です。問題はレンズで、X-E4のこのコンパクトさをスポイルしない範囲で、どのレンズを使用するかです。XC15-45mmのサイズは許容範囲ですが、XFレンズでもう少し望遠側が欲しいなとは感じます。そうなるとサイズが大きくなってしまいます。悩ましい所です。

 

(6)ホールド感

X-E4の弱点と言われてるのが、このホールド感です。フラットな形状であるが為に、持ち難いんですよね。確かに使い難いというのは事実なんです。
しかし、基本的なカメラの持ち方として左手を添えてレンズの下を持つ、この方法で左手で支えれば、特に問題はありません。右手シングルハンドでの撮影であれば、サムレストが必須と思います。
手振れ防止の観点からも左手で支える方法をお勧めします。写真撮影の基本中の基本です。私はサムレストをまだ使用していません。あっても困らないので、多分その内買います。

 

(7)デザイン

これは好みの問題です。ペンタ部の無いフラットな形状は良いと思います。コストを掛けずに上手くクラシックで高級感ありそうなデザインを演出していますね。高級な造りではありませんが、所有する喜びを感じさせる、上手なデザインと思います!

 

(8)バッテリー

次に電池の持ちですね。これもあくまで印象でしかありませんが、X-T100より少し悪いと感じました。非圧縮RAWで記録しているのですが、X-T100からX-E4でファイルサイズが約30%アップしたことが関係しているかも知れません。
元々電池容量が小さいので厳しいですね。予備電池を必ず持つ必要があります。充電端子が USB タイプ C に変わったことにより、充電時の接続の信頼性が上がったような気がします。マイクロ USB のコネクタは非常に不安ですね。モバイルバッテリーからの充電時もタイプCは良いですね。

 

(9)ファインダー

正直X-T100のEVF(電子ビューファインダー)はしょぼかったです。コンデジレベルです。価格相当ですね。X-E4ではずっと良好ですが、もっとクリアなファインダーが欲しいですね。私の場合、EVFを使用しての撮影がほとんどです。
余談ですが、ファインダー覗いて撮影した方が、顔でも支えるので安定して手振れが起きにくくなります。レンズやカメラの手振れ補正はあくまでアシスト機能でしかありません。正しく構えて撮影するが基本です。

ニコンD750との比較

カメラのカテゴリーが異なり、価格も倍は違うので、比較対象としては適切では無いかも知れません。しかしながら、ユーザとしての期待値として比較にトライしてみます。
ミラーレスとレフ機の比較という側面もあります。

(総論)使いやすさ、応答の良さ、低照度感度の画質、全体としての安心感はクラスの違うD750の圧勝です。しかし、X-E4のコンパクトで必要な機能をカバーしている点は非常に良いです。カメラを持ち出すチャンスが増えます。これは重要なことです! 

(1)操作性

比較が難しいですが、X-E4の操作性は問題無いと思います。慣れの問題と思います。

 

(2)画質

低照度感度については、フルサイズのD750に分がありますので、比較するまでもありません。

私はRAW現像を使用するので、後処理で絵作りをする為、D750では癖のないStandardの設定で使用しています。X-E4は今のところ一番癖のないAsitinaで撮影しています。相対的にX-E4の方が鮮やかに感じます。特に空の青さが引き立ちます。これは好みの問題ですね。

X-E4以外もそうですが、富士フイルムのミラーレス一眼の場合、フィルムシュミレーションがあるので色々なフィルムライクな仕上がりの味を楽しめます。RAWでも使用できるので、今後活用してみたいですね。フィルムメーカーの富士フィルムならではのユニークな機能ですね。

(3)応答性

これは高価なD750の方がまだまだ早いです。ミラーレス化の弊害もあるのかなと思います。

 

(4)機能性

顔認識等の機能面はミラーレス一眼のX-E4が有利ですね。純粋な一眼レフのD750は認識系は弱いですね。そもそも商品コンセプトが違いますね。

 

(5)携帯性

いうまでもなく、X-E4の圧勝です。このカメラを選ぶ理由です。

 

(6)ホールド感

これは、D750の圧勝です。サイズやコンセプトの違いです。
D750は大きく重いのですが、凄くグリップが良くできています。重いけど右手だけでグリップをつかんで持ち運んでも不安を感じません。こういう道具造りの部分はニコンは強いです。

 

(7)デザイン

これは何とも比較しようがないですね。(汗)

 

(8)バッテリー

これも一眼レフのD750の圧勝です。余程連射しない限り、1日1本のバッテリーで持ちます。これは撮影スタイルにも依存しますが。。。
D750は業務使用もあるので、専用充電台も当然付属しています。ちなみにX-E4は充電台が同梱され無いのは当然として、充電用のACアダプタも同梱されていませんこれには驚きました。コンシューマー向けとプロシューマー向けの違いですね。

 

(9)ファインダー
これも比較になません、D750の圧勝です。しかし、ファインダー性能とは少し違いますが、一眼レフであるD750は露出補正設定がファインダー表示に反映されません。ミラーレス一眼のX-E4の場合は反映されます、これはミラーレスの利点ですね。

X-E4を使用した感想

こういうコンパクトで子気味良いカメラがあると、気軽に持ち出したくなります。そんな気持ちにさせてくれるカメラです。これは重要です!

X-E4を持ち出しだすと、きっと小型のレンズが欲しくなるんです。これは富士フィルムの戦略なんでしょうね。(笑)

私は、写真は機材で撮るものじゃないと思っています。とはいうものの、自分の意思の通り簡単に使えるカメラは使って気持ち良いものですね。そうなると撮影する気持ちが高揚していきます。これって写真撮影に大事なことですね。そういう意味では、機材選びは大切と思います。

不満点、気になる点

色々書いて来ましたが、実は不満な点、気になる点もあります。

不満点1

私は絞り優先モードで使用しています。フロントダイヤルで絞り値が変えれるんですけど、触ったつもりがないのに、簡単に動きます。勝手に絞り値が変わるんですよね。縛り環があるタイプのレンズにすればこういうことないのでしょうが。。。
私は絞り環不要と思っています。


もう少しダイヤルを硬くして、動きにくいしっかりしたダイヤルに出来ないかと思います。撮影した後で絞り値が違うのには壁壁します。皆さん大丈夫なのですかね?

 

不満点2

もう一点は、ジョイスティックの位置です。もう少し(せめて7,8㎜位)上の位置にあるべきです。ジョイスティックでAF位置を移動させようとして見つけられず、結局ファインダーから目を外さないといけない様になります。ファインダーから目を離さずに操作できるというのは非常に重要なことです。内部の部品の配置のせいか分かりませんが、これは改善すべきです。ユーザーインターフェイスはカメラの肝です。

 

気になる点1

不満点までは行きませんが、気になった点です。RAW撮影時のファイルサイズです。私は Lighroom で RAW 現像するのですが、画素数はほぼ同じなのに、X-T100からX-E4で非圧縮のRAWファイルの容量がなぜか約30%もアップしています。

どうもこれが原因でパソコンへの読み込みやプレビュー画面の表示等が、かなり重くなってしまっているようです。他に理由が思い当たらないので、あくまで私の予想です。何が違うのか正直わかりませんが、これは全くの予想外です。ちょっと残念だと思っています。パソコンを買い替えれば良いのでしょうが、予算に限りはありますよね。

 

気になる点2

もう一点は気になるのは、低照度時のオートフォーカス性能です。
低照度オートフォーカス性能双方の仕様です。

X-E4の場合
コントラスト:-4.0EV(XF50mmF1.0装着時) 位相差:-7.0EV(XF50mmF1.0装着時)

D750の場合
検出範囲    -3~+19EV(ISO 100、常温(20℃))

この数字だけ見れば、確実にX-E4の方が低照度でのオートファーカス検知が優れていると感じます。しかし、実際は逆です。D750は、ほぼ真っ暗でもオートフォーカス効きますが、X-E4はそこまでの性能はありません。X-E4では少し考えて使用する必要があります。
私は暗い場所を撮影する方なので気になりますが、普通はここまでは必要無いのかもしれません。
事前にこの性能差をスペックで見ており、X-E4に期待したのですが、この点は期待外れでした。低照度オートフォーカス性能の前提条件や判定は各社異なるので、単純比較はできません。しかし、この4EVの差は説明がつかないと思います。4EVの明暗差は非常に大きいです。数字だけだとX-E4の圧勝のはずなのですが。。。
X-E4のファームウェアバージョンアップで改善されることを期待します。

X-E4作例

LightroomでRAW現像して仕上げていますので、素のデータではありませんが、少し写真貼りますね。

 

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X-E4で撮影した投稿リンク

最近の投稿になりますが、X-E4で撮影した投稿のリンクです。参考になれば何よりです。

 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

 

色々と書きましたが、X-E4は不満点に比べて満足点が圧倒的に多いカメラです。
気軽に持ち出せるカメラで撮影チャンスが増えると思います。おすすめの1台です!

 

デジタル写真はパソコンでの仕上げでに大きく変わります。私の写真は全てAdobe Light Roomで画像処理しています。
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