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煉瓦と錆の遺構 世界遺産 ノスタルジックな三井三池炭鉱跡


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ノスタルジックな三井三池炭鉱跡

三井三池炭鉱跡
かつての繁栄の夢の跡形
今は世界遺産にも登録されて、静かにたたずむのみです

このブログでは、三井三池炭鉱跡の写真を幾度となく投稿しています。
今回は、その内容をまとめてみたいと思います。

 

写真に興味無い方も、ここは一見の価値があります。
ボランティアガイドの方が詳しく説明してくれます。
ここの見学はお勧めです。 
しばし、お付き合いください。

 

撮影のきっかけ

何年前でしょうか? 昭和のレトロでノスタルジックな写真を撮るようになりました。
それまでは、彩度の高いいわゆる”綺麗な写真”を多く撮影していました。
しかし、その種の写真を幾ら撮影したとしても、自分自身にとって大した意味がないことに気付きました。
テーマ性のあるもっと深い表現が出来ないか考えて撮影する様になりました。
今でも花の写真等も撮影しますが、少し違った一種の息抜きみたいなものです。

 

テーマに沿った物や場所が無いか?
ネットで色々と検索している中で、偶然 宮原坑と万田坑の写真を見つけました。
当然、両者は昔から被写体として認知されていました。
その後、宮原坑を訪れることとなりました。
これが三池炭鉱関係の写真を取り出すきっかけです。


煉瓦、くすんだコンクリート、錆 この三つは非常にインパクトがありました。
その結果、その後、何度となく訪れることになりました。


福岡県内には、他にも大きな筑豊炭田という炭産地があり、飯塚、田川、直方周辺に大小の炭鉱がありました。
昭和40年代頃にはすべて閉山になり、炭鉱の遺構をそのまま残せている場所は、ほとんどありません。
一部が博物館として残ったのみです。 

三井三池炭鉱のような形で保存されているのは、本当に奇跡の様に感じます。
聞いた話によると、三池炭鉱は産出する石炭の質が高いということもあり、ボタと言われる石炭ではなく捨てる石の部分が非常に少ない為、コスト競争力がありました。
その為、三池炭鉱は平成に入っても操業することが出来たようです。
今では露天掘りと言われる方法により、海外では安価に採炭できるようになりました。

それまでの地下に張り巡らされた狭い坑道から命がけで石炭を取るという必要性が無くなってしまいました。
ちなみに、三池炭鉱は海の下にも坑道が巡らされてるということです。
また、石炭から石油へのエネルギー革命を大きく影響しています。


間違いなく、この炭鉱言う産業は、日本の近代化の中で非常に重要な役割を担ってきました。
残念ながら、昭和や平成でその役目を終えてしまいました。

今ある貴重な遺構もんどん劣化していきます。
煉瓦はまだどうにか残りますが、大部分は朽ちていくだけです。
興味のある方は、早めにご覧になった方が良いのかなと思います。
ここ数年でも、確実に景色は変わって行っています。

 

三井三池炭鉱とは

簡単に三池炭鉱関係の内容を書きますね。
詳細は wiki と大牟田市のHPのリンクを貼りますのでご覧ください。
三池炭鉱は福岡県大牟田市と熊本県荒尾市にまたがるエリアにあります。
明治政府の官営事業で大きく発展し、その後、民間に払い下げになります。
政府の近代化の国策にのった、大きな事業でした。

ja.wikipedia.org

 

www.japansmeijiindustrialrevolution.com

 

幾つか大きな炭鉱があったのですが、その内、現在公開されてるのは大きく三箇所つあります。

保存状態がよく一番有名と思われる万田坑、次に有名と思われる宮原坑そして三川坑になります。
万田坑、宮原坑は世界文化遺産に登録されています。
身近な場所に世界文化遺産があります。

 

場所はこの辺りです。福岡県大牟田市と熊本県荒尾市にまたがるエリアです。

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三池炭鉱跡の写真

前段が長くなりましたが、当ブログのメインの写真紹介となります。
枚数が多いのでリンクでも紹介させていただきます。
その前に関連情報を記載しますので、ご活用いただければ何よりです。
ここは一見の価値があると思います。観光にどうぞ。

 

万田坑

平成まで創業されていたこともあり、比較的保存状態は良いです。
煉瓦造りの建物と周囲の色々な建物が印象的です。
竪坑の入り口に立ち入ることができます。

 

万田坑に関しては以下のリンクをご参照ください。

kumamoto.guide

 

万田坑の基本情報です。

住所:熊本県荒尾市原万田200番地2

電話番号:0968-57-9155

利用可能時間:9:30~16:30

定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始

利用料金:万田坑跡/大人410円、高校生310円、小・中学生210円、幼児無料
     ※団体料金あり(20名以上)
     万田坑ステーション/無料

★利用可能時間等は平常時の情報です。コロナ影響下は変わると思いますので、事前確認をお願いいたします。

駐車場は十分駐車可能なスペースあります。
閉館日がありますのでご注意ください。

 

地図リンクを貼りますね。

 

 

では、写真です。

 

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以下は、万田坑の投稿リンクです。
www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

  

www.fukuokajokei.com

  

www.fukuokajokei.com

  

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

  

www.fukuokajokei.com

  

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

  

www.fukuokajokei.com

 

宮原坑

次に宮原坑です。ここは”みやのはらこう”と呼びます。

”の”が付きます。
明治時代の主力坑なので、かなり古く、朽ちています。
囚人労働の過酷な労働条件など負の歴史もあります。
煉瓦の建物と錆びたトロッコが印象的です。
そのすぐ横に炭鉱専用の鉄道の跡が残っています。
万田坑よりはコンパクトなエリアが残っています。

 

宮原坑に関しては以下のリンクをご参照ください。

www.welcomekyushu.jp

 

宮原坑の基本情報です。

住所:福岡県大牟田市宮原町1-86-3

電話番号:0944-41-2515 大牟田市世界遺産・文化財室

利用可能時間:9時30分~17時(最終入場16時30分)

定休日:年中無休

利用料金:無料

★利用可能時間等は平常時の情報です。コロナ影響下は変わると思いますので、事前確認をお願いいたします。

ここも、駐車場は十分駐車可能なスペースあります。

 

 

宮原坑の地図リンクをはります。

 

 

では、写真です。

 

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以下、宮原坑の投稿リンクです。
 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

 

www.fukuokajokei.com

  

www.fukuokajokei.com

  

三川坑

最後には三川坑です。ここはあたらし目の炭鉱で、大きな炭鉱事故と三池争議で非常に有名な場所です。
日本の近代史に、その名前を残しています。 
万田坑跡、宮原坑跡とは別の趣があります。

 

三川坑については以下のリンクをご参照ください。

www.crossroadfukuoka.jp

 

三川坑の基本情報です。

住所:福岡県大牟田市西港町2丁目

電話番号:0944-41-2501 大牟田市 総合政策課

利用可能時間:4月~11月 9:30~17:00(最終入場は16:30)
       12月~3月 9:30~16:30(最終入場は16:00)

定休日:毎週土曜日、日曜日及び祝日

利用料金:無料

★利用可能時間等は平常時の情報です。コロナ影響下は変わると思いますので、事前確認をお願いいたします。

ここも、駐車場は十分駐車可能なスペースあります。
土日祝日しか公開されていませんので、ご注意ください。

 

三川坑の地図のリンクを貼ります。

 

 

では、写真です。

 

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以下、三川坑の写真投稿リンクです。

www.fukuokajokei.com

  

www.fukuokajokei.com

  

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www.fukuokajokei.com

  

その他

三池炭鉱に関連する炭鉱跡と少し違う写真をご紹介します。
1つは三池倶楽部です。
三川坑のすぐ隣にある明治の洋館です。
三池炭鉱で三池港は大きく栄えました。
色々なVIP の方が来るため、この洋館が作られたということです。
いまでも使用されていますが、非常に立派な建物で往時の繁栄が偲ばれます。 


www.fukuokajokei.com

 

 

もう一つは、大牟田市内の写真をご紹介します。
炭鉱時代に栄えて大きな街でした。
今はかなり寂しい状況であります。
昭和の雰囲気がたくさん残っています。
残念なのは、通りを歩いても、あまり人を見かけないですね。
街自体は大きくて立派です。

  

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大牟田市関連の写真投稿リンクをはります。
www.fukuokajokei.com

  

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かなり長い投稿でしたが、ご覧いただきありがとうございます。

三池炭鉱の写真撮影は、今後も続けていきます。

 

写真撮影はフレーミングが肝です。
基本的な考え方は、そう多くは無いです。
興味のある方は是非ご覧ください。

www.fukuokajokei.com

 

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