FXシリーズは今回までです。
今回はループイフダンについてです!
自動取引が出来るということで、アイネット証券のループイフダンを始めました。
これは、あらかじめ決めた取引のルールに従って自動的に取引が続くものです。
開始するのは簡単です。
最初に通貨と買い/売りと値幅を決めます。
例えば、買いで50セントという契約であれば相場が50セントあがれば自動的にドルを売る。
このことの繰り返しを、相場が開いている間、24時間自動で続けるというものです。
為替の変動を見続けるとなく、勝手に運用してくれるという超便利なものです。
小口の取引を数多くこなして利益を得る手法です。
アイネット証券に支払う手数料は業界最小ですので、この種の取引でも手数料を気にすることは必要ありません。
ループイフダンについては、以下のリンクをどうぞ。
元本は保証されませんので、自己責任でお願いします。
下に貼ったのが、私の開始一週間後の運用結果です。
口座金額は8万円からスタートしています。
ここで気にすべきは2箇所。
青丸で囲んだ口座資産と赤丸で囲んだ預かり評価残高。
口座資産は、現時点で確定している資産です。
たった一週間で1000円の利益です。
ゼロ金利の時代を考えると良いですね。
しかし、注目すべきは預かり評価残高です。
これは、まだ運用中の外貨の実勢評価金額を加味したものです。
その時点の為替で決済した場合の金額です。
3300円の損失となる訳です。
これは含み損というものです。
外貨を購入して持った状態で、為替が悪くなった場合に資産価値が目減りします。
ループイフダンの最大の肝は含み損をどう抑えるかです。
これさえ出来れば、確実に利益が出ます。
ループイフダン開始時点で、ドルの相場はフラットは僅かに上昇と見ていました。
しかし、悪いことにループイフダン開始直後から相場の急な下降に見舞われた結果、決済できない債権を持ち、含み損が増えてしまいました。
相場の動向を見て、ループイフダンを中止するなり、何らかのテクニックが必要な様です。
下はその一週間後の結果です。
ドルの相場が復帰した結果、含み損が大幅に圧縮され、預かり評価残高でも2000円の利益となっています。
相場が見込みと同じ方向に動いた場合とレンジ相場(あるレンジ内で上下変動を繰る返す状態)ではループイフダンは有効です。
およそ7割がレンジ相場といわれており、ループイフダンは有効な手法ではあります。
ただし、相場が逆方向に行った場合の対処案を確立しないと安定的な運用は出来ないのです。
相場の方向性を確認して、明らかに含み損が大きくなりそうな時は私はループイフダンを停止して、タイミングを見計らって手動で決済しています。
この点は検討の余地ありです。
FXは相場なので水物です。絶対はありえません。
自己責任で少し続けてみようと思います。
取引のルールが出来、運に頼らない運用が出来ればループイフダンは有りだと思います。
この後、豪ドルで含み損を作ってしまいましたが、まだ利益は出ています。
FXは奥が深いです。
では。。。